私が今までやってきた”こり改善・解消方法”は、何も病院へ行って治療するだけを良しとしているものではありません。
医者はあくまでも自分の体を治すための手助けの一つと捉えています。
偉そうに書きますが、”こり”を治すのは自分自身の努力があってこそで、それに感心がなければ改善効果はあまり期待できない!というのも”こり改善!”のむずかしさです。
”こり”を改善させる基本は、”ストレッチ運動”と”やる気”です。(そう思っています)
そう・・・ただ単に”こり改善・解消”といっても、何も物理的なことだけではなく、メンタル面(やる気)でも努力しないと治るものも治らないだろうと考えています。
今回のお題は面倒くさがらず、1日わずか20~30分程度の運動で”こり”をかなり改善させるストレッチ運動のやり方についてご紹介します。
”こり改善運動”の基本的考え方~長続きさせるための心構え!
自宅で簡単にできる”こり改善方法”で大事なのは、まず”本気で治す気があるのかどうか?”ということです。
随分と立派なことを書いていますが、私も最初は仕事の忙しさにカマけて、自分では運動も何もせず、苦しくなったら医者にばっか通っていました。
けどこれじゃダメなんですよ!そう、ダメなんです。
そんなだらけたやり方を続けていたら絶対に良くはならないし、医者からもあきれられて”自分で直すんだよ!!”とキツク言われるようになりました。
医者曰く、”私があなたの「こり」の進行を止めるのではなく、あなた自身が止めて改善するんです”。
その言葉の裏には”「頚椎椎間板ヘルニア」になったらお終いだよ!!”という言葉が見え隠れしています。
私がこの医者から学んだこと・・・
- 自己治療に欠かせないストレッチなどをやり続ける気持ちを持つこと
- スケジュールとサイクルを組んで治療すること
- 新しい治療法に取り組むときには必ず医者に相談すること
こう言ったことを書くと”やっぱり面倒!止~めた”と思う人がいると思いますが、でも”こり改善”って、こういった地味なやり方の積み重ねなんです。
なのでこういった見方↓をすれば考え方も変わりますよ!!
ポイント:”こり”改善運動は毎日やってはダメ!!
”こり”の改善には、運動、ストレッチ、マッサージといったものが不可欠ですが、それを”毎日やらなければいけない!”と思っていませんか?
毎日やるとどうなると思います?運動不足のからだに毎日運動やストレッチをしたら、即やってくるのが筋肉痛です。
筋肉は”鍛えて~休ませて~”を繰り返すことで徐々に成長し筋力アップが図れるので、慣れてくれば毎日やっても良いですが、やり過ぎはかえって筋肉を傷めてしまいます。
そもそもの話し!だいいち毎日これを続けられますか?・・・
私は無理です。意識的に無理に続けようとしても人の本音は誤魔化せません。
なので”できる時にやる、嫌な時にはやらない!”といったメリハリを付けて、使命感に左右されないライフワークの一環にすれば気持ち的にもかなり楽になります。

やらなさ過ぎはもっとダメですけどね(笑)
”やらなければ・・・”ではなく、無理しないで気楽に取り組むことが長く続けられる秘訣です。
”こり改善運動”を始める前の準備!!
これは私が”こり解消に良い!”と感じて実践していることです。
人にはいろいろとやり方があるので、以下のやり方は”こいつはこーやっているだ!”くらいの参考程度にして下さい。
ポイント:ストレッチする前にからだを温める!
昔から”こり”にはよく「温熱療法」が行われています。
接骨院へ行くとよくご年配の方が白熱灯みたいなものを背中に当ててじっとしている”あれ”も温熱療法です。
”温熱療法”は遠赤外線効果を使って、ジワジワとからだを温めて、血流を良くして筋肉をほぐすといった効果を期待するものです。
でも普通の家ではそんな機器はないし、それだけに時間を取ってしまうと長続きはしません。
要はからだを温めて血流を良くすることが目的なので、私の場合、その代替として先に手っ取り早くお風呂に入って、ついでにからだも洗ってしまうのです。
その後にストレッチに取り掛かります。(ストレッチ後はまたお風呂に浸かります)
ポイント:温冷浴(温冷交代浴)をサイクルで繰り返す!!
暖まったからだに冷たいシャワーを浴びさせる・・・
一瞬、心臓に悪そうですが、これは昔から行われている温冷浴(温冷交代浴)と呼ばれるものです。
冷たい水と熱いお湯を交互に浴びることで、筋肉と血管をびっくりさせて血管を広げさせて血流を良くするといったこり改善治療法です。
人間の血管は暖めると広がるし、冷やすと逆に縮まります。
これを繰り返すと、いわばポンプみたいな役目を果たすんですね。
血流が良くなるということはこれに由来します。
温冷浴の効果はそれだけではなく、冷え性改善や疲労回復、乱れた自律神経のバランスを整えるといった効果もあります。
実はシャワーには高圧水流があるので、患部に当てるだけで既にマッサージが始まっているのです。これを数回繰り返せば、ストレッチ運動を始める準備が完了です。
”ストレッチ運動をやるための外せない基本動作!
ポイント:1日数分でできるセット数をサイクルでこなす!!
運動するにしても、1回に1時間運動し続けたら筋肉だって悲鳴をあげてしまいます。
肩肘張って気負ってやっても絶対長続きはしません。
私がやっているストレッチは、1回10分程度で全身を使って行っています。
やり方は簡単!床に座って足の先から首筋まで体を回したり伸ばしたり、こっている部分の筋肉をギュッと締めたりするだけです。
首、肩まわりはグルリンパって感じで肩回しと首回しをしています。
それを1日2~3セット・・・1日わずか20~30分程度の運動です。
20~30分ストレッチして、締めにまたお風呂に入って汗を落とすって感じですね。
そして2回目のお風呂上りのあとに、ソファーに座りながら”こり改善グッズ”で痛い部分を刺激して、1日のこり改善ルーチンを終えるって感じです。
ちなみに私がお風呂上がりで使っているのは、以下のオムロンのクッションマッサージで、揉み玉2個付きのものです。
遠赤外線の暖かモードがついているので、こっている幹部にはけっこう温浴効果があります。
書き忘れましたが、1日30分のストレッチはけっこう長く感じるので、私はテレビを見ながらやっていますが、音楽を聴きながらの方が集中すると思います。
要は自分の気持ちに負担を掛けず、飽きさせず楽しくやるのが一番長続きさせる方法です。
いかがですか?たった週3回程度、1日30分間だけ自分でストレッチや運動をすることで、”こり”はものすごく改善されますよ。
ストレッチや運動を”やらなければならないもの”と捉えず、ご飯を食べるといった”ライフワーク”と思えば、嫌なことでも気楽にできるようになります。
ぜひ試してみてください!!