
”こり解消法”に必要なものは、1にストレッチ、2にマッサージと言われてますが、”はて?そんな効果的なマッサージって家でもできるの?”という疑問が湧いてきます。
マッサージは対価を払うことでお手軽にできてしまうのが魅力です。
でも苦しくなるたびに整体や整骨院に行って施術を受けるとなるとこれまた面倒くさいし、通院回数が多くなるほど家計やお小遣いの圧迫になるので、自然と足が遠のいてしまいます。
今回のお題は、”そんなに面倒くさかったら自分の家でやればいい!”ってことで、私が家でやっているこりに効くツボを押さえたマッサージ方法をご紹介します。
自分でマッサージをするときに注意する大切なポイント!
”家でのマッサージ!”って簡単に言いますが、脚とかふくらはぎとかはまだ自分で何とかできますが、背中や肩などは自分でマッサージするには無理がありますよね。
なので家族や友人に拝み倒して何とかやってもらうか、手っ取り早く簡易マッサージ機などに頼るしかほかありません。
自分で揉むと他がこってしまって逆効果なので、ここは素直に第3者ないしマッサージ機にお願いして揉んでもらいましょう。
人に頼るといっても、家族ですら毎日はやってはくれませんから、お金のことを考えなければやはり家電量販店で売られている椅子式マッサージ機を利用するのが良いと思います。
ただ、椅子式マッサージ機はいかんせんあまりにも高価なので、普通の人にはなかなか購入する勇気がありません。
私もその一人なので、今は安価なクッションマッサージ機やバイブレーター、ツボ押し器などを併用して使っている状況です。
ポイント:家でのマッサージはできるだけ時間を短くする!
マッサージは人の力を借りて施術(人に揉んでもらう)するものですが、マッサージの専門家は長く揉んでも揉み返しが少なくなる施術方法を取っています。
やはりプロはプロなのです。
家族にマッサージをしてもらうときに、それを”真似ろ!”と言っても無理な話ですから、家で素人がマッサージをする場合のポイントがあります。
■時間を掛けず揉み過ぎないこと・・・それと指の力を抜くこと
簡単に言うと、指の力だけでツボを押すのではなく、体重を掛けてツボを押すことです。
マッサージも一種の慣れです。
”こり”を一気に片付けようとしても無理だし、指だけの力でグイグイ押すのも逆効果!
ゆっくりと日を置いて徐々にほぐす方が後々効果が早く出ます。
それと、こっている患部を触ってみると分かりますが、こっている部分は筋肉が硬直しているので、ほかの部分に比べて感覚が鈍っています。
その患部をグイグイと押してもらうと確かに気持ち良いですが、間違いなく次の日は”揉み返し”が来て患部が痛くなります。
これが家でマッサージをしたときに素人がやってしまう失敗なのです。
痛くならないためのポイントは、長く揉み続けず、1回の揉み時間を10~20分程度に抑えるのがコツです。
ちょっと物足りない時間ですが、街の整骨院なんかでマッサージをしてもらうと、大抵10分位、長くても15分で終わりますよね。
10分マッサージ1,000円なんてお店もありますが、それ以上揉むと”揉み返し”が来るのをマッサージ師は良く分かっているからです。
揉み終わったら、背中全体を軽く叩いて(本当に軽く)、最後に背中を回すように軽くさすれば終わりです。
”こり”の改善は的確なツボを押さえるマッサージから!
こりの改善・解消には、”こりに効くツボをしっかり押さえて揉む!”のが効果的ですが、普通の方は揉むツボなんて分かりません。
こりを早く解消させるには、以下の”こりのツボ!”を押さえる必要があります。
上の画像の赤い●がこりに効くツボですので、ツボの名称とどんな効果があるのかをご紹介します。
上から
- 風致(ふうち)
首の疲れとコリを楽にするツボ - 天柱(てんちゅう)
同じく首の疲れとコリを楽にするツボ - 肩井(けんせい)
肩と背中のコリに効果的!!ストレスによる頭痛などにも効果がある - 臑兪(じゅゆ)
五十肩や肩関節、腕の痛みを楽にする - 附分(ふぶん)
肩から背中にかけてのコリに効果的!婦人科系疾患による肩こりにも効果的!!
偉そうに説明していますが、私もこりに効くツボなんて知らなかったので、「ホントによく効くリンパとツボの本」日本文芸社という本を読んで分かっただけです。
私のお気に入りは、附分(ふぶん)。
ここは、よだれが出るくらい気持ちいいツボですよ。どうぞお試し下さい!!