痔の手術を託す病院選び(その2):入院施設を持たない肛門科クリニックにできる手術の限界

病院選びの難しさ


ke1ro前回の記事で、”痔の手術は専門医がやらないと後遺症が残るかも知れない?”という記事を書いています。めったに聞かれないことですが、ただ手術後に後遺症が出て困り果てている方も確かにいるんですよね。

前回の記事はこちらです!
>>痔の手術を託す病院選び(その1):痔の専門医を抱えている病院は再発・後遺症リスクが少ない

やはり餅屋は餅屋ってところでしょうか。痔の手術を手掛ける肛門医は熟練度(症例数)が高いらしく、外科医とはまた違った細かい技があるらしいのです。

そういった意味でも痔の手術をする病院選び・医者選びって重要です。
さて、今回の記事は「痔の手術を託す病院選び」の第2段として、ファーストオピニオンを受けた病院で痔の手術を断られたって話です。

やはり街の肛門科クリニックでできる手術には限界があるんですね。

痔の手術前に考える治療のあり方~術後の通院と仕事との両立!

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前回に続き、いぜん病院探しは続いています。
時系列としては手術1ヶ月前のことです。

まず疑問に思うでしょうが、私はこの病院選びの段階で、”もう手術は受けるものだ!”と決め付けて探しています。

案の定、実際に手術もしたし入院もしました。

手術の覚悟を決めたのは、私が患っている「痔ろう」は、どのお医者さんの文献でも病院のHPでも”手術は避けられません!”と謳っていて、どこの病院でも「日帰り手術」か「入院手術」のどちらかを選ぶようになっているからです。

現実的にそうなんですよ。これはもう逃げられませんし手術しないと悪化するばかりです。
私ももう観念しないとなーと思い、病院選びはこの”手術ありき”で探しました。

あまり時間を掛けず、”チャチャッと済ませられる病院が良い!”とそのときは思いました。
会社勤めをしているサラリーマンならなおさらそう思いますよね。
が、その病院探しもいろいろと問題が出始め、あまりうまく行きませんでした。

サラリーマンなら手術と治療はできるだけ早く済ませたい!



痔の手術をする病院を選ぶに当たって、サラリーマンなら誰でも考えることですが、それは術後の通院の利便性です。

痔は”手術したら終わり!”というものではなく、手術後、何度も病院に通わなければいけません。”痔は1日にして成らず!”でしょうか、治療のための通院も短い方で2ヶ月、長い方は約半年から1年も掛かりますからね。

ただでも忙しいサラリーマンにとって、通院はかなりの時間を割きます。
有給休暇はあるにせよ、取得はなかなかむずかしいものがあるので、どうせ選ぶなら治療する病院やクリニックは会社に近くて、手術するにしても日帰り手術で済ましたいと思うはずです。

ここんところってホント大事です。
勤め人だと治療の度に半日と言えど有給を取るのがむずかしいし、病院が遠ければ通院治療だけでも1日掛かりになります。

会社の福利厚生なんて表立って良く見えるものですが、あまりにも有給取得が多くなると、ヘタすると給料・手当てが削られるかも知れないし、クビなんて話になったらシャレにもなりません。(by BlackCompany 笑)

手術する病院を選ぶなら絶対に会社に近いところが良い!
そのときはそう思いましたね。

街医者クリニックでできる手術にはやれる限界がある!

この記事を書く段階で私は、実際に手術をするのか?どういった手術をするのか?治療から完治までどのくらいの期間を要するのか?は分かりませんので、とりあえず仕事を午前中で切り上げ、午後に有給を取って会社近くの肛門科のあるクリニックへと出向きました。

ファーストオピニオンの病院で手術を断られた!

出向いたクリニックがファーストオピニオンになるのですが、医者に私の患部(お尻の穴)を見せた段階で、医者からとんでもないを言われました。

このクリニックの医者曰く、
”この痔ろうはちょっと進行し過ぎていますね。
肛門の中で複雑に広がっているので、このまま手術をしても「ろう管(痔ろうから膿みが出る管)」を完全に取りきれない可能性がある!”

何それ?って感じですが、この段階で私の「痔ろう」はかなり悪いことが判明しました。

さらに医者が続ける。
”手術自体が複雑なものになる!・・・
手術しても「ろう管」を全部取りきれず再発する可能性がある”

・・・・

敬一郎
・・・先生!それって治らないってことでしょうか?
手術がむずかしいってことは他の病院でも同じってことでしょうか?

ヤブ医者
心配する必要はありません。ただ、肛門内に入り組んだ「ろう管」をしっかり見つけられれば問題ありません。
ただ一般のクリニックでは見つけにくいので、大きい病院で診てもらってください。

私はもうこの段階でもうセカンドオピニオンを切り出している。
医者は医者で言葉にする前に別病院への紹介状を書き始めている。

街には”肛門科!”とデカデカと看板を掲げているクリニックがありますが、中には痔の種類や症状によっては対応できないクリニックもあるということです。

簡単に病院を選んではいけない!入院対応を考慮した病院選び!

とまー、こんな感じにファーストオピニオンは無事(笑)に終わったのですが、このファーストオピニオンは今後、別の病院で手術を受けるに当たってかなり参考になりました。

ただ笑えないのは、私の「痔ろう」はかなり深刻な状態であることと、手術をするにしても専門医じゃないとできないということです。

それとクリニックの医者から言われたことは、
”この「痔ろう」は手術が絶対必要ですし入院は避けられないでしょう。”

ということです。無理もないですよね。
街で開いている肛門科クリニックには入院施設がほとんどなく、手術は日帰りを対象としてやっていますから。

このクリニックの医者も、自分のクリニックには入院施設がないので受け入れられなかったのでしょう。

これは今後書く記事で紹介するつもりですが、日帰り手術でできるのは基本、生身をメスで切らない「シートン法」とか「括約筋温存手術(くりぬき法)」が対象となります。

入院手術になるのは「切開開放術」が対象です。
私は再発のことも考えて「切開開放術」をこの肛門科クリニックの医師に奨められました。

”病院選びをするなら入院施設を持っている病院にすべき!”
これが私の病院選びで感じたことです。

もし診る医者が”「切開開放術」が良い!”と言ったら、入院施設のない病院では他の病院に回されることになるので、最初から入院施設のある病院を選んだ方が手間が省けるということです。

次回の記事はセカンドオピニオン!

もう少し病院選びが続きます。

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