みなさんのご家庭でも使われている低周波治療器!
ガンコな肩こりや首こりに、この低周波治療器は欠かせないですよね。
最近のこの低周波治療器にも、今までの常識を覆す画期的な商品が出ているんですね。
これって私が知らなかっただけかもしれませんが、この低周波治療器にリズミカルな温治療を加えた「温熱低周波治療器」というのがあるのをご存じでしたか?
肩のこりを逸早く取り除くには、温冷交代浴による血行促進が効果的ですが、この低周波治療器に温冷交代浴を加えたのが「温熱低周波治療器」です。
温熱低周波治療器自体は前々から知ってはいましたが、温と冷(常温)をサイクルで交互に繰り返す温冷交代浴ができるものは初めて知りました。
今回のお題は、この”温治療!”という言葉に魅かれて、家電量販店で実際に試してみた「温熱低周波治療器」について、”その効果はいかがなものか!”をご紹介します。
温冷交代浴効果が期待できる温熱低周波治療器HV-F311、312
家電量販店で試した温熱低周波治療器は、Omron(オムロン)温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312というものです。(311と312は同じものです)
もうすでにオムロンではこの10月に、オムロン OMRON 温熱低周波治療器 HV−F313を出していますが、機能がほとんど同じ割に価格がちょっと高いので、お手軽に買えるHV-F311、HV-F312を選んだ次第です。
このOmron(オムロン)温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312はハンディー器の割にいろんな機能を備えていて”かなり効果的だ!”というのが最初の印象です。
以下に細部に渡って使用感をレビューします。
今までの冷たい粘着パッドとの大きな違い!やはり暖かい
低周波治療器は痛んだ幹部に粘着パッド(電極)を貼り付けて、電極に通電させて凝り固まった筋肉を動かして”こり”を和らげる便利な治療器ですが、使うにしても前々からこの粘着パッドを貼るときに”冷たいなー!”と思っていました。
この温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312は、温治療モードにすると10数秒ほどでパッドが暖かくなるので、肌に付けるときに冷たい思いをしないで済みます。
とは言っても、感覚的には粘着パッドの温度は40℃ちょっとくらいでしょうか。そんなに”熱い!”とは感じません。
これは人間が低温やけどを起こす最低温度が44℃くらいから!ということで、それ以下の温度に設定しているようです。
ただ暖かいことは間違いないですね。冬場に冷たい粘着パッドを貼ることを考えれば、これはやはり良い機能だと思いました。
昔は粘着パッドは冷たいもの!と割り切っていましたからね。
1サイクル使用時間30分はやはり長いと感じる!
私が今使っている低周波治療器は、唯一”3D揉み!”ができる「オムロン低周波治療器HV-F1200 3Dエレパルスプロ」というものですが、これの1回あたりの使用時間は15分で電源が切れます。
私の使っている「オムロン低周波治療器HV-F1200 3Dエレパルスプロ」のレビューはこちらを参考にしてください。

この温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312は、1サイクルの使用時間が30分と妙に長いんですよね。
実際に家電量販店で温治療コースを使ってみましたが、はっきり言って”時間が長い!”と感じました。
15分コースに慣れているからでしょうか、ここまでの時間は必要ないと思います。
とは言え、この温治療コースは”段階的にじっくり温め!”が売りで、温めに15分、低周波で15分ですから、連続低周波を除いて今までの15分タイプと変わらないってことになります。
これはこれで良いと思いますよ。
もう十分だ!と思ったら電源を切れば良いだけですからね。
今までのハンディー器にはない選べる3つの治療コース
この温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312には3つの治療コースがあります。
試したのは温治療Proコースでの15分間と、温治療コースでフルの30分間でしたが、この温治療コースは確かに温冷の繰り返しが良く分かります。
さすがにお風呂でやる温冷交代浴とは比べ物になりませんが、ハンディー器なのに痛い部分にスポットでこれができるのは”さすが!”と思いました。
使ってみて良かったのは温治療コースで、30秒の温め後の60秒の低周波がやはり気持ち良いですね。
それがサイクルで行われるわけですから、気持ちよくないわけはありません。本当に揉まれている!って感じがします。
USB充電でオフィスでも使える手軽さはさすがと思える!
私が使っている「オムロン低周波治療器HV-F1200 3Dエレパルスプロ」は電池式で、ガタイもそれなりの大きさです。
固定器ですから仕方ないですが、参考にどれくらい大きいかをご紹介しますね!
大きさ確認のために赤いマウスを置いていますが、ねっ!かなりデカいでしょう。
この温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312は、かなりコンパクトで縦165×横71×厚さ30.5mmで、重さが約220gしかないハンディタイプの低周波治療器です。
これを使ってみてふと思ったのが、持ち運びが便利なので”これってオフィスでも使えるよね!”ってことでした。
そう、USB電源が使えるからです。(この機種は充電式です)
しかも定番の揉み方も、”たたく”・”もむ”・”おす”のバリエーションを備えているので申し分ないですし、強さ調節20段階で設定できます。
これに私が使っている”3D揉みがあれば良い!”とは思いますが、これがハンディー低周波治療器の限界!と思えば、割り切って使えそうですよね。
本格的な低周波治療器のエレパルスプロとハンディー器とでは値段も違うし、機能的にも比較できないですよね。
温熱低周波治療器の温冷交代浴効果(まとめ)
このOmron(オムロン)温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312で一番気に入ったのは温治療コースですね。
これは確かに良い。音楽でも聴きながらやっていると”寝落ちするくらい!”という表現が良いかも知れません。
ただこの機種は、過度の温治療効果を期待する方には向かないと思います。
粘着パッドは低温やけど防止のために温度が抑えられていますし、そんなに熱い!というわけではありませんから。
例えるなら温泉スパに”低温風呂!”というものがありますが、人の体温よりちょっと熱いくらいの湯でじっくりからだを温めて血行を良くものに似たような温度(よりちょっとだけ高い)だど思ってください。
今回のこの機種は、時間を掛けてゆっくりと血行を良くして治療する!というものです。
なにせ充電式で持ち運びが便利!暖かい!ってところがポイントです。
温熱低周波治療器 HV-F311、HV-F312
参考になさってください。敬一郎でした。
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